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ANCS事務局 清田哲男
(岡山大学教育学部美術教育講座)

2020.2.12

紙パレット展

岡山大学教育学部附属中学校 武田 聡一郎 先生

生徒が授業中に制作で使用した紙パレットを展示する「紙パレット展」を常時美術室で行っています。
この展覧会を始めた理由は、出来上がった作品だけではなく、作品ができあがるまでの過程を生徒に見てほしいとの思いからです。
最初は、展示ボードに練ゴムで貼っていましたが、現在はより手軽に飾れるようにするために、教室にナイロン線を張って、クリップで留めるようにしています。
紙パレット展をしてみると、「このパレットすごい!」や「この色いいなあ」といった反応がありました。
普段捨ててしまうかもしれない紙パレットの中にも、多様な混色や筆致の跡がうかがえて、個性が光って見えます。
互いの個性の光に気付くことが、学び合いの始まりであり、彼らの成長のために、とても大切なものだと考えています。
生徒たちは自分とは違う紙パレットを見て、一人ひとり異なる使い方から互いに表現したかったことや工夫の楽しさについて気づき、自分の表現についてふりかって考えていました。